金の歴史

古代シュメール人の金の宝飾品が歴史上最古

金と人間とのかかわりは紀元前に始まったと言われています。
そして、歴史上のいつの時代にも、金は最も価値のある金属と考えられてきました。
紀元前6000年頃に、古代シュメール人が金を装飾品として使っていたという話は金の歴史上最古のものと言われています。
紀元前1300年代に作られたツタンカーメン王の黄金のマスクと棺はとても有名です。
エジプトでは、太陽神を信仰していたため、その輝きから金は神が王に遣わしたものだといわれ、非常に大事にされていて、王族だけが所有することのできるものでした。
その為、王の墓からは多くの金が発見されています。

古代インカ帝国の悲劇~ゴールドラッシュ

アンデス山脈にある古代インカ帝国は、金の採掘によって豊かな国家として繁栄していましたが、金を狙ったスペインに滅ぼされてしまい、莫大な量の金を持ち帰りました。
そして、その金がヨーロッパに流通したため、インフレになり、スペインは国力を弱めてしまいます。
中世ヨーロッパでは希少価値のある金を生み出すため、錬金術の研究が盛んに行われましたが、金を生み出すことはできませんでした。
近年になってからは、アメリカ、特にカリフォルニアの鉱山で金鉱の採掘が盛んに行われました。これが有名なゴールドラッシュです。

貨幣としての金の歴史

貨幣としての金の歴史は紀元前700年ごろのオリエントだといわれています。
西欧では、ビザンチン帝国から金貨が流通し始め、勢力下にある諸国にも流通していったと言われています。
中世には、イタリアの各都市国家が地中海貿易に為に、金貨を使用するようになり、イギリスでは、ペニー金貨が作られ、やがてヨーロッパ中で金貨が使用されるようになっていきましたが、金は希少だったために、銀貨や銅貨が多く使われました。
その当時の金貨は、裕福な権力者による個人的に鋳造されたものであったために、品位、重量などは統一されていず、品位確認し、重量を量ってから取引が行われていました。
けれどもこれは、非常に手間がかかるため、17世紀になると、金貨や銀貨に品質と重量を補償する刻印が押されるようになりました。

 

 

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